ResponsibleSteel™認証サービス
トレーサビリティの確保と持続可能性の評価をに基づき、責任ある製鉄とその調達を支援します。
ResponsibleSteel™認証サービス
鉄鋼は、インフラ、モビリティ、産業分野において不可欠な役割を果たしていますが、同時に世界経済の中でも特に炭素排出量の多い素材の一つでもあります。
持続可能な材料への需要が高まる中、鉄鋼業界には、事業の脱炭素化、倫理的な調達の確保、そしてESG原則との整合性の実証に対する圧力が一層高まっています。
顧客、規制当局、投資家は、信頼性のあるサステナビリティパフォーマンスを求めており、鉄鋼メーカーには、強固なESGガバナンス、倫理的な調達、そして環境負荷の削減を具体的に示すことが求められています。
ResponsibleSteel™認証は、責任ある取り組みを検証し、透明性の向上と市場における信頼性の強化を実現するための、国際的に認められたフレームワークを提供します。
認証は、鉄鋼サプライチェーンにおけるESG実践を示す重要な手段であり、市場での差別化と信頼向上に貢献します。
他の規格(例:ISO 9001、ISO 14001、ISO 45001)に適合している拠点の場合、重複する要求事項をResponsibleSteel™認証プロセスに統合することが可能です。
これにより、監査や報告の効率化(合理化)を実現します。
ResponsibleSteel™は?
ResponsibleSteel™は、ネットゼロ鉄鋼の社会的・環境的に責任ある生産の推進を目的とした、グローバルなマルチステークホルダー型の標準化・認証イニシアチブです。
その使命は、人と地球の双方に利益をもたらす責任ある取り組みを促進することで、鉄鋼バリューチェーン全体に前向きな変革をもたらすことです。
本規格は、鉄鋼のバリューチェーン全体にわたる環境・社会・ガバナンスの課題を網羅した包括的なサステナビリティ基準に基づき、各拠点のパフォーマンスを評価することを可能にします。
- 企業のリーダーシップ
- 社会・環境・ガバナンス管理システム
- 原材料の責任ある調達
- 運用停止・閉鎖
- 労働安全衛生
- 労働者の権利
- 人権
- ステークホルダーの参画とコミュニケーション
- 地域社会
- 気候変動と温室効果ガス排出
- 騒音・排出物・廃水・廃棄物
- 水資源管理
- 生物多様性
ResponsibleSteel™は追加要件の開発を進めており、その認証は既存のコア認証取得拠点に限定されます。
ResponsibleSteel™ 認証のメリット
認証取得による主なメリット
- 独立した保証
鉄鋼業界に特化したグローバルなサステナビリティ基準への適合性を確認。
- 市場における信頼性の向上と差別化
国際的に認められた認証により、信頼性向上と市場での差別化を実現 - ESGおよび脱炭素化パフォーマンスの強化
気候変動対策、サプライチェーンにおけるデューデリジェンス、オペレーション改善に関する体系的なガイダンスを構築 - 透明性の向上
環境への影響、労働環境、責任ある調達慣行に関する明確で信頼性の高い報告を可能 - リスク低減と強靭性
運用・社会・環境リスクの特定、是正措置の実施と継続的改善により達成
Customers
Certificates
People trained annually
Countries
ResponsibleSteel™認証の流れ
DNVは、独立した第三者機関として、鉄鋼の生産および調達がResponsibleSteel™プログラムの持続可能性およびガバナンス要件を満たしていることを検証するための拠点認証を提供しています。
当社のサービスには、ギャップ評価、総合監査、現地およびリモートでの評価、ステークホルダー関与の検証、そして継続的改善を支える報告が含まれます。
認証取得までの流れ:
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組織はまず自己評価を行い、ギャップを特定し、監査に備えます。
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DNVは、提供された文書の審査、ヒアリング、現地での審査、環境影響に関する評価、および調達慣行の検証を行い、ResponsibleSteel™基準への適合性を評価します。
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監査の指摘事項は分類され、必要な是正措置についてフォローアップが行われます。すべての基準が満たされた時点で、DNVは認証を推奨します。
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認証を取得した事業拠点に対しては、年次サーベイランス審査と3年ごとの再認証監査を実施し、パフォーマンスが維持され、継続的改善が有効であることを確認します。
FAQ: ResponsibleSteel™ 認証
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ResponsibleSteel™は、環境・社会・ガバナンス(ESG)の各領域において、責任ある鉄鋼の生産および調達を検証するグローバルなサステナビリティ基準および認証プログラムです。
気候変動への影響、人権、労働慣行、地域社会との関係、責任ある調達などを含む13の原則に基づき、鉄鋼拠点を評価するための独立したフレームワークを提供します。
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原材料の加工や鉄鋼製品の生産に携わる製鋼拠点や関連施設であれば、ResponsibleSteel™の認証を受けることができます。これには、鉄鋼バリューチェーン全体の拠点が含まれ、「ResponsibleSteel国際生産基準」の準拠を検証するための第三者監査が実施されます。
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ResponsibleSteel™ 規格の認証を取得することで、企業はESGパフォーマンスを確実に証明し、透明性を強化し、責任ある方法で生産された鉄鋼を求める顧客や投資家に対して競争上の優位性を獲得することができます。また、リスクの低減、業務効率の向上、さらには脱炭素化や持続可能性の目標に向けた取り組みの推進にも寄与します。
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ResponsibleSteel™認証の有効期間は3年間で、その後、全面的な再認証監査を受ける必要があります。また、認証を取得した拠点は、認証ステータスを維持するために、取得後約18ヶ月時点でサーベイランス審査を受ける必要があります。