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新規格の改正ポイントや移行準備について 1/4

DNV GLでは2015年版新規格を有効にご活用頂く為、また円滑に移行を進めて頂く為、この4回にわたり下記フロー図に基き、新規格の改正ポイントや移行準備について情報発信して参ります。

移行のステップ

私どもは「移行監査までの流れ」を下図のように考えております。今回は「移行準備」についてご紹介させて頂きます。

プロセス図


1. 移行準備
 セミナーやトレーニング等(任意:差分解説トレーニングコース、規格基礎トレーニングコース)を
 活用し新規格の意図を知り解釈を固める

2. 2015版対応システム構築
 事務局様中心に2015版対応システム構築(文書草案)

3. ギャップ分析
 運用前にシステムの構築度合いを確認(任意:ギャップ分析)

4. 運用
 システムの運用開始、内部監査、マネジメントレビューの実施
 (任意:内部監査員養成トレーニング)

5. 移行監査
 定期または更新監査のタイミングで移行監査



1.「差分解説コース」により、新規格解釈を固める
2.1.の知識に基づき事務局様中心に2015年版対応システムの構築
3.ギャップ分析を実施(任意)
4.「内部監査員養成コース」受講、内部監査、マネジメントレビュー実施
5.定期または更新監査のタイミングで移行監査




移行準備

「2015年版は、現行規格から大きく変わった」、「トップマネジメントの役割がより強化された」等と言われています。確かにそういう部分はいくつか見受けられますし、例えば箇条4.1&4.2、それらから導かれる箇条6.1等はそうでしょう。また「リーダーシップ及びコミットメント」で要求されている箇条書きの部分は、品質/環境共に旧規格における相当部と比較すると拡大されたように見えます。

 一方、運用管理的な部分、例えば新規格の箇条7~10の部分に目を移すと、これも確かに箇条書きの数は増えているようです。しかし「目新しい内容」という視点からはどうでしょうか。 「これまでの活動に既に折込み済み」というような要求事項も多い様に感じませんか。

このように新規格への「移行準備」段階では、以下の「3つの明確化」が重要になります。
1. 従来の自分たちの手順と全く変らない部分
2. 従来の自分たちの手順と概ね同じだが、追加もしくは上乗せ内容になった部分
3. 全く新しい要求事項の部分

私たちも「差分解説コース」など新規格対応のテキストを編集するに当たり、上記のような3つの明確化を意識して作業を進めていますが、品質/環境共に新規格では上記1と2で約80%を占める様な印象を持っています。※  さらにそのうち1と2の比率は、「1:4」位かな、とも感じています。※1 
このような分析をすると【移行準備】段階では、上記2がポイントになると考えられます。
(※1_定量化について、組織によりバラつきがある事を含みおき下さい。)



差分解説コースの特徴


ですので弊社「差分解説コース」では、上記3も含めて「何が、どのくらい新登場/追加/上乗せされたのか」この部分を明確にしていくスタイルで進めています。  またコース中にご質問を頂き、講師を含めた「フランクな議論」で相互理解を深める形式を採用しています。これはご参加されている方々にとって、大変貴重な体験となっています。詳細につきましては、申込ホームページの「受講者コメント」欄も是非ご参照下さい。

次回は、冒頭のフロー図の「文書作成」をフォーカスします。
ご不明点あれば、お気軽に弊社営業担当者または下記までご一報下さい。

お問い合わせ
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神戸事務所(本部)【受付時間 土日祝を除く9:00-17:00】
078-291-1321または japan.info@dnvgl.comまで
お気軽にお問い合わせください。

新規格の改正ポイントや移行準備について(連載記事)

 

新規格の改正ポイントや移行準備について 1/4

 

新規格の改正ポイントや移行準備について 2/4

 

新規格の改正ポイントや移行準備について 3/4

 

新規格の改正ポイントや移行準備について 4/4

 

QMS、EMSおよびQE統合システムの2015年版 内部監査 1/4

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