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DNV、低炭素及び再エネ由来の水素・アンモニアのための妥当性確認ガイドラインを公開

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DNVは、低炭素および再生可能エネルギー由来の水素並びにアンモニアの妥当性を確認するためのガイドラインを公開しました。今後、エネルギー市場が大きく変革し、水素やアンモニアへの依存度が急速に高まると予測しています。

サステナビリティファイナンス

再生可能で低炭素の水素とアンモニアは、ゼロエミッション火力など、脱炭素化を実現する上で重要な役割を担うとされています。この度DNVは、低炭素および再生可能エネルギー由来の水素やアンモニアに関する妥当性確認のためのガイドラインを発表しました。このガイドライン(DNV-SE-0654)は、主に水素・アンモニアの製造や輸送に関わる企業に適用される基準との準拠を文書化し証明する手段を提供し、その主張の信頼性と透明性を確保します。また、製品のカーボンフットプリントなど、特定の特性に基づいてシステムや製品を検証するための手続きも含まれています。これにより、企業は持続可能性へのコミットメントを示すことができます。

また、このガイドラインへの適合を通じて、市場に対する信頼を築き、クリーンな水素・アンモニアへの移行を促進する堅牢なフレームワークを確立することを可能とします。


DNV-SE-0654は、オンライン閲覧、または無償ダウンロードができます。詳しくは英語ウェブサイトをご確認下さい。

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※DNVは、エネルギー分野の広範な専門性を駆使し、企業が再生可能で低炭素な水素とアンモニアの領域で確実に進展できるよう支援しています。特にこの領域に関しては、DNVグループ内の主管部門であるエナジーシステム部門はもちろん、海事部門やサステナビリティ部門が連携し、部門横断的な活動を推進しています。


関連情報

DNV releases guidelines to validate low carbon and renewable hydrogen and ammonia attribute claims


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■DNV について

DNV は、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。