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北陸電力のサステナブル・ファイナンス・フレームワーク評価を実施

DNVは、北陸電力株式会社のサステナブル・ファイナンス・フレームワーク(グリーン・ファイナンス及びトランジション・ファイナンス)にセカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。

(以下、報告書サマリーからの抜粋)

北陸電力株式会社(以下、北陸電力)は発電・小売電気事業等を営んでおり、また、北陸電力グループ企業においては電気エンジニアリング、情報通信、環境・リサイクル、生活・オフィス、製造、総合エネルギーと、さまざまなシーンでお客さまをサポートする事業を営んでいます。


北陸電力は、2021年10月にグリーンボンド・フレームワークを策定し、2021年12月に北陸電力として初となるグリーンボンドを発行しました。今般、北陸電力は、北陸電力グループ企業におけるカーボンニュートラル戦略の深掘りやトランジション・ファイナンスに関連した各種制度・方針等の整備が進んだことを受け、同フレームワークを「北陸電力株式会社 サステナブル・ファイナンス・フレームワーク(以下、フレームワーク)」に改訂しました。

このような取組みを進める上で、北陸電力は、2021年4月に、「北陸電力グループ カーボンニュートラル達成に向けたロードマップ」を策定し、野心的な目標を中長期の経営目標(環境目標)に設定しました。


さらに、2022年4月、グループの最重要課題と位置づけたカーボンニュートラル達成に向けた取組みを更に加速化するため、2022年度経営計画において、再エネ開発目標の上方修正に加え、新たに CO2排出量削減目標を設定しました。サステナブル・ファイナンスによる調達資金は、それらの実現を目指すための取り組みに充当することを計画しています。

北陸電力は、トランジション・ファイナンス及びグリーン・ファイナンスを国際的に定められた枠組みに適合した形で実行するためのフレームワークを確立しています。


フレームワークは、下記のファイナンス実行に必要な要素を含む包括的なフレームワークとして構成されています。

- トランジション・ファイナンス (資金使途特定型のトランジションボンド及びトランジションローン)

- グリーン・ファイナンス (グリーンボンド及びグリーンローン)


DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は外部レビュー機関として、フレームワークの適格性を評価しました。 


詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。


DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。 



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078-291-1321 または japan.info@dnv.comまで
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■DNVについて
DNV は、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。