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東京ガスグリーンボンドに対し、CBI認定検証者としてCBSv3.0に対する検証レポートを提供

DNV GLは、東京ガスグリーンボンドに対し、CBI認定検証者として、CBSv3.0(*2)に対する検証レポートを提供しました。DNV GL as CBI approved verifier, provided verification report against CBS v3.0 to Tokyo Gas Green Bond.


DNV GLは、東京ガス株式会社(以下、東京ガス)が発行する予定の東京ガスグリーンボンドに対し、気候ボンド基準*1及び関連する原則*3及びガイドライン*4への適合性について第三者機関として検証を実施しました。

東京ガスグリーンボンドは、東京ガスが策定した経営ビジョン「Compass2030」*5及び中期経営計画の達成に向けた取り組みの中で、東京ガスの環境課題への対応に対するステークホルダーの理解と、脱炭素社会の実現の一助として発行されます。
東京ガスグリーンボンドは、国内・海外の大規模太陽光発電所をグリーンボンド調達資金の使途とする計画です。この取り組みは、「Compass2030」で掲げる2030年までの再生可能エネルギー電源取扱量500万kW達成に向け、大きく進捗するものです。

東京ガスは、これまでにも、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同、国連グローバル・コンパクトへの参加、SDGs達成への貢献等、事業活動を通じた社会・環境課題の解決に積極的に取り組んでいます*6。今回発行する東京ガスグリーンボンドはこれらの活動に関連するものです。

今回のグリーンボンドが、東京ガスのサステナビリティ活動、そしてCO2ネット・ゼロへの移行の取組みに資することが期待されます。




*1CBI(Climate Bonds Initiative):
気候ボンドイニシアチブ 低炭素経済に向けた大規模投資を促進し、グリーンボンドの信頼性や透明性を確保するための厳格な基準を定める国際NGO

*2CBS(Climate Bonds Standard version 3.0):
気候ボンドイニシアチブの定めるグローバル共通の気候ボンド(グリーンボンド)に対する要求事項で構成される基準。Version 3.0は、国内外で幅広く認知されているグリーンボンド原則(GBP Green Bond Principles)との整合が図られた2019年12月にリリースされた最新版

*3グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2018:
グリーンボンドの発行に係るガイドラインであり、国際資本市場協会(ICMA)により策定された、国際的に幅広く認知された原則。

*4グリーンボンドガイドライン2020年版:
グリーンボンド原則との整合性に配慮しつつ、市場関係者の実務担当者がグリーンボンドに関する具体的対応を検討する際に参考とし得る、具体的対応の例や我が国の特性に即した解釈を示すことで、グリーンボンドを国内でさらに普及させることを目的に環境省が策定・公表するガイドラインで、2017年3月に策定され、2020年3月に改訂版が公開された。東京ガスグリーンボンドでは、この最新の改訂版に対する適合性を評価。

*5東京ガスプレスリリース:
「2019年11月27日東京ガスグループ経営ビジョンCompass2030エネルギーとソリューションを 暮らし、都市、地球の未来に」
 https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/list2019.html 

*6東京ガスウェブサイト:
東京ガスグループのサステナビリティ https://tokyo-gas.disclosure.site/ja/










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■DNV GLについて
DNV GLは、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。