[7/30無料セミナー] 自動運転法規時代の安全文化: 形だけの安全管理を、国連の新規則が求める「実効性ある生きた仕組み」へ

本セミナーでは、高度化する開発環境下でルールが形骸化する原因を「組織の風土」から紐解き、対策の指針を提示。形だけの適合に陥らない、客観的な証跡に基づく信頼構築の手法を解説します。

実施概要

国連による自動運転(ADS)の新たな型式認可規則案の採択が本年6月に迫る中、自動車業界は「安全管理システム(SMS)」の実効性証明という、極めて難易度の高い運用フェーズに突入しています。

新たな規則案にあるSMSの適合証明において、当局が真に問うているのは形式的な文書の有無ではありません。
複雑化したADS・SDV開発の現場においてプロセスが形骸化せず、現場の知見が正しく意思決定に反映されているかという「組織の実効性」です。
DNVが数多くの企業様をご支援する中で、今、皆様と共に考えたい構造的課題があります。
それは、高度な技術開発と短納期化が加速する中で、これまで日本が大切にしてきた「あたりまえの安全・品質」を維持し続けるための負荷が、個々の現場の限界を超えつつあるのではないか、ということです。
近年の不正事案を振り返っても、それは個人の意識の問題ではなく、変革のスピードに対して組織の「OS(文化)」のアップデートが追いつかなくなった結果と言えるかもしれません。

形だけの安全論証(Safety Case)に留まらず、不都合な事実に蓋をせず「反証」を歓迎する文化(信頼文化)をいかに築くか。それは、間もなく採択される国連規則への適合のみならず、大切な人命を守り、日本車の信頼を次世代へ繋ぐための喫緊のテーマです。

本セミナーでは、国連の新規則採択という外部環境の変化を軸に、以下の課題を深掘りします。
• 新基準・SMS認証が求める「実効性」を客観的にどう証明するか
• 組織OSの再定義:激変する開発環境下で、形骸化を防ぐ仕組みと文化の両輪
• 信頼文化と心理的安全性:「質の高いSafety Case」を生むためのプロセスのあり方
• 事故の教訓を未来の糧に:過去の知見を、現在の開発現場の「自分事」に変えるステップ

DNVは、本セミナーを皮切りに「安全文化・信頼文化」をいかに育て、維持していくかについて、継続的な発信を行ってまいります。本セミナー後には、皆様からアンケートで現場の切実な課題やご要望を募り、今後の動画や記事等での発信内容に反映させていく予定です。

法規適合を「義務」を超えた「組織の強み」とするために。皆様にとって、これからの自動車業界の安全を再構築していくための「新たな視点を得る機会」となれば幸いです。

 

開催日時

2026年7月30日(木) 14:00-15:00(予定)

 

URL

https://webmagazine.dnv.co.jp/sem_y2026_july_ads#top

 

講師

 
浅田 幸広  YOSHIHIRO MIYAZAKI
セーフティ・アシュアランス部 エキスパート
電機メーカーで10年間、発電所制御装置・保安装置設計に携わった後、2005年に自動車メーカー(自動二輪部門)へ転職。主にバイワイヤーをはじめとする制御システム開発を経た後、国内外の法規化対応において、自工会、自技会の取り纏めとしてUN・EU、国交省との調整やISOへ規格化提案を実施。2014年よりISO26262導入社内統括として活動を推進。 2017年10月より現職にて機能安全普及に従事。
 
 

 

 

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■DNV について

DNVは、160年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。