安全衛生水準を定量化OSHレベル評価サービス「J-First」川崎重工業(株)西神戸工場で第1号評価

中央労働災害防止協会 DNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン(株)共同発表

中央労働災害防止協会(中災防:理事長 八牧 暢行)とDNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(DNV GL:ゼネラルマネージャ 前田 直樹)は、事業場の労働安全衛生水準を評価する「OSHレベル評価サービス」(愛称:J-First、別添)において、第1号となる評価を川崎重工業株式会社 西神戸工場に対し実施し、このほど同工場に報告書を提出しました。これを機に、同サービスを本格展開します。

中央労働災害防止協会(中災防:理事長 八牧 暢行)とDNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(DNV-GL:ゼネラルマネージャ 前田 直樹)は、事業場の労働安全衛生水準を評価する「OSHレベル評価サービス」(愛称:J-First、別添)において、第1号となる評価を川崎重工業株式会社 西神戸工場に対し実施し、このほど同工場に報告書を提出しました。これを機に、同サービスを本格展開します。

J-Firstは中災防とDNVGLが共同開発したもので、「リスクの管理」「健康づくり」「安全衛生諸活動」など安全衛生の重要項目である6領域18分野について、現時点で考えられるベストプラクティスと対象組織の状況を比較することで安全衛生水準を評価し、レベルとして定量化するサービスです。また、併せて組織の強み・弱みなどを提示します。

一般的に、労働安全衛生マネジメントシステムの認証審査では、
PDCA(PLAN(計画)-DO(実施)-CHECK(評価)-ACT(改善))サイクル
の仕組みがあり、それが適切に実施・運用されているかを中心にチェックしますが、マネジメントシステムの認証を受けた事業場からは「実際に自分たちがどの水準にいるのかを知りたい」という要望が増えてきており、それに応えるツールとして、J-Firstを開発しました。
今回、評価事業場第1号となった川崎重工業の担当者からは、「Good PointとWeak Pointが示され、できている部分とできていない部分を明確に理解できた」「資材や物流など他の部署にも踏み込むという驚きがあった」「結果報告書で、低い評価項目には指導用参考例が掲載され、非常に有益」などの感想を受けました。

中災防とDNV GLは今後、J-Firstを安全衛生分野におけるパフォーマンス(レベル)評価の主力ツールとして推進することとしています。また、J-Firstは、原則、製造業を対象にしているため、企業の求めに応じて18分野から評価分野を選択できるようにし、製造業以外の業種でも活用しやすいようにしたり、現場ヒアリングに重点を置いて評価するといったアレンジができるようにしたりするなど、カスタマイズのメニューも整備する予定です。

参考:本サービスを利用された川崎重工業の担当者の感想を掲載しています。下記URLをご参照ください。
https://webmagazine.dnv.co.jp/khi_jstart.html



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