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ロンドン・ヒースロー空港において、二酸化炭素排出量検証スキームに基づく検証を実施致しました。

DNV GLは、国際線利用者数世界一であるロンドン・ヒースロー空港において、二酸化炭素排出量検証スキームに基づく検証を実施致しました。このスキームはACI Europe(worldwide professional association of airport operators)の基準Scope 3に基づいて行われました。

DNV GLは、国際線利用者数世界一であるロンドン・ヒースロー空港において、二酸化炭素排出量検証スキームに基づく検証を実施致しました。
このスキームはACI Europe(worldwide professional association of airport operators)の代理としてScope 3に対して行われました。

このスキームは温室効果ガスプロトコルイニシアチブ『GHGプロトコル』及び、温室効果ガス排出量のモニタリング、報告、検証等についての規格『ISO14064』の基準を使っています。
また、スコープは3つに分別され、
1.空港からの直接的なGHG排出量(スコープ1)
2.使用電力消費量から算出された間接的な排出量(スコープ2)
3.空港を使用する機体の離陸や着陸または空港経路、また空港使用時の乗客の輸送等からの排出量(スコープ3)
から構成されます。

DNVは今回、ヒースロー空港におけるスコープ3の検証を実施致しました。このスキームは、第三者検証による独立した形で、通年にわたって行われる検証であり、これにより、ヒースロー空港は、包括性のある信頼性の高いデータの入手が可能になっています。

主任検証員であるJohn Pepper、
「ヒースロー空港のこの検証の実施は、他空港にとっても大きなインパクトを与えることでしょう。このスキームは、とてもフレキシブルな面があり、各空港は排出量を検証し、そのデータを使うことで、排出量をマネジメントすることに寄与することができるようになります。すでにヒースロー空港は、経年を通じた総合的な排出量マネジメントを開始しており、その端緒にこのプロジェクトが行われたことはとても意義深いものです」

またDNV GLはこのプロジェクトを通じてよりイギリス空港会社(BAA)との連携を深めており、既にCRレポートに関しての業務を協業しております。
また世界31の空港が既にこのスキーム導入を決定しております。