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三井住友銀⾏トランジションファイナンス・プレイブックの評価を実施

DNVは、株式会社三井住友銀⾏のトランジションファイナンス・プレイブックにセカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。

(以下、報告書サマリーからの抜粋)

株式会社三井住友銀⾏(以下、SMBC 又は Enabler)は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBC グループ)傘下の都市銀⾏であり、国内外で⾦融サービスを展開しています。

SMBCグループは、2030年までにSMBC グループ自身が排出する温室効果ガス(GHG)をネットゼロとすることに加え、2050年までに投融資ポートフォリオ全体でのGHG排出量をネットゼロとすることへコミットしています。具体的には、2050年カーボンニュートラルに向けた気候変動対策の⾏動計画として「気候変動対策ロードマップ」及び「アクショ ンプラン」を 2021年に公表しており、脱炭素社会の構築に向けた先進的な取組を進めています。 


こうした中、SMBCはこれまで実施してきた再生可能エネルギーをはじめとするグリーン活動への融資に加えて、脱炭素化への移⾏(トランジション)のため、顧客の事業転換やGHG削減を資⾦調達⾯から⽀援することが必要と考えていま す。SMBCは、事業を通じて環境に貢献している他者のトランジションに資⾦供給する⾦融機関(Enabler)としてトラ ンジションファイナンスを推進するため、国際的な枠組みに基づきフレームワークに相当する文書として「トランジション・ファ イナンス・プレイブック」(以下、プレイブック)を新たに策定しました。 


プレイブックは、SMBCがEnablerとして下記の3つのトランジション・ファイナンスを実⾏する際に必要な要素を含む包括的なプレイブックとして構成されています。 


- プロジェクトファイナンス (Project Finance 以下、PF) 

- ⼀般事業資⾦用ファイナンス (General Corporate Purpose 以下、GCP) *資⾦使途不特定型ファイナンス 

- 資⾦使途特定型ファイナンス (Use of Proceeds 以下、UoP) 


DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は外部レビュー機関として、プレイブックの適格性を評価しました。具体的には、DNVは以下を中心とした枠組み(原則やガイドライン等)を適用・参照し、SMBCが、資⾦調達者(融資先)の、クライメート・トランジション・ファイナンス(以下、CFT)の対象となるプロジェクトや事業活動が トランジション戦略の実現に資することを適切に評価・判断するための、SMBCの計画や体制についての適格性評価を⾏いました。


詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。


DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。 



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■DNVについて
DNV は、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。