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コマツグループのサステナビリティ・リンク・ボンドフレームワーク評価を実施

DNVは、コマツグループのサステナビリティ・リンク・ボンドフレームワークに対し、セカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。

(以下、報告書サマリーからの抜粋)


コマツグループ(以下、コマツ)は、株式会社 小松製作所、子会社213社及び関連会社42社で構成されています(2022年3月31日時点)。石川県小松市において1921年5月に創業して以来、「建設機械・車両」、「リテールファイナンス」、「産業機械他」の3部門にわたって、製品の研究開発、生産、販売、サービス、販売金融に至る幅広い事業活動を国内並びに海外で展開しています。コマツは、経営の基本として、「品質と信頼性」を追求し、「企業価値」である、我々を取り巻く社会と全てのステークホルダーからの信頼度の総和を最大化することを掲げています。また事業活動を通じて、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現をお客さまと共に目指しています。 


このような取り組みを進める中、コマツは2019年4月に発表した2022年3月期をゴールとする中期経営計画にてESGの経営目標を新設し、その中の環境負荷低減の目標として、CO2排出を2030年で50%減(2010年対比)、再生可能エネルギー使用率を2030年で50%とすることを掲げました。その後、2020年6月に「コマツグリーンボンド フレームワーク」を策定し、同年7月にコマツとして初のグリーンボンドを発行しました。加えて、2021年9月に発行した統合報告書「コマツレポート2021」では、2050年までにCO2排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルに向けた取り組みに関する長期ビジョンを新たに掲げました。2022年4月に発表した2025年3月期をゴールとする中期経営計画の中にも、上記のCO2排出削減、再生可能エネルギー使用率、カーボンニュートラルに関する目標が明確に掲げられています。 


コマツは、サステナビリティ・リンク・ボンドを国際的に定められた枠組みに適合した形で実行するため、「コマツグループ サステナビリティ・リンク・ボンドフレームワーク(以下フレームワーク)」を確立しています。 


DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は、コマツから提供された資料及び情報を基にフレームワークの適格性を評価しました。 


詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。


DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。 




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078-291-1321 または japan.info@dnv.comまで
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■DNVについて
DNV は、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。