INPEXのグリーンボンド・フレームワークの検証を実施
DNVは、株式会社INPEXのグリーンボンド・フレームワークの検証報告書を発行しました。
(以下、報告書サマリーからの抜粋)
株式会社 INPEX(以下、「INPEX」)は、2021 年 9 月にグリーンボンド・フレームワークを策定、その後、エネルギーの安定供給と Energy Transformation(EX)を両輪で推進し、より具体的な目標・道筋を新たに示すため、2022 年 2 月に「⻑期戦略と中期経営計画(INPEX Vision @2022)」を策定したことから、2022 年 7 月にグリーンボンド・フレームワークを更新しました。
INPEX は、継続して再生可能エネルギーの開発、建設、運営、改修に関する事業の資⾦調達を目的としたグリーンボンドの発⾏を計画しています。DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、「DNV 」)は、INPEX からの委託に基づき、INPEX が更新したグリーンボンド・フレームワーク及びそれに基づき発⾏が計画されているグリーンボンドが、気候ボンドイニシアチブの定める気候ボンド基準 3.0 版(以下、「CBS」)を満たしていることを検証しました。
DNV が実施した限定的保証の手続きに基づく検証の結果、グリーンボンドが、CBS 及び関連するセクター適格クライテリアの要求事項に準拠していないと信じさせる事項はすべての重要な点において認められませんでした。
詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。
DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、今回のINPEXのグリーンボンド・フレームワークの検証を含む、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。
ご質問・お問い合わせは
神戸事務所(本部)【受付時間 土日祝を除く9:00-17:00】
078-291-1321 または japan.info@dnv.comまで
お気軽にお問い合わせください。
DNV は、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。