ダイキアクシスのサステナビリティファイナンス・フレームワーク評価を実施
DNVは、株式会社ダイキアクシスのサステナビリティファイナンス・フレームワークにセカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。
(以下、報告書サマリーからの抜粋)
株式会社ダイキアクシス(以下、ダイキアクシス)は、2005年にダイキ株式会社の全額出資子会社として設立され、現在、「環境機器関連事業」、「住宅機器関連事業」、「再生可能エネルギー関連事業」を主要セグメントとし、中期経営計画 (ESG経営の推進)に基づき、社業を通じた環境改善の推進を重点施策として定めています。
サステナビリティファイナンス(新株予約権及びローン)(以下、サステナビリティファイナンス)の実施に当たり、ダイキアクシスは、新たなグリーンプロジェクトを追加した「株式会社ダイキアクシスサステナビリティファイナンス・フレームワーク」(以下、フレームワーク) を更新し、調達資金の21.8億円を下表のプロジェクトに充当することを計画しています。更新されたフレームワークでは、具体的な資金使途として、「環境機器関連事業」のうち、水関連インフラ事業の海外展開地域の見直しと追加、そして「再生可能エネルギー関連事業」のうち、太陽光発電事業を行う事業会社に対するM&Aを追加対象としています。
今回ダイキアクシスが、フレームワーク更新に伴い、追加で外部レビューを取得することは、投資家及び金融機関等の様々なステークホルダーに対する積極的な情報開示であり、更新されたプロジェクトのグリーン適格性やその実行計画及び体制について透明性や信頼性が確保されるものです。ダイキアクシスのサスティナビリティファイナンスを活用した中期経営計画(ESG経営の推進)の実行を通じ、サステナブルな社会の実現に向けた取組みが、市場に幅広く認知されるものと期待されます。
DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は外部レビュー機関として、当該プロジェクトのグリーン性及びソーシャル性について、現在資本市場において幅広く認知されているグリーンボンド原則、グリーンローン原則やソーシャルボンド原則等で定められる4つの核となる要素を参照もしくは適用し、フレームワークの適格性を評価しました。
DNVは、フレームワークをはじめとするダイキアクシスより提供された関連文書・情報から、ダイキアクシスサステナビリティファイナンスが関連する基準を参照し、適切に計画され、実施される見込みであることを確認しました。
詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。
DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、今回のダイキアクシスのサスティナビリティファイナンス・フレームワークへのセカンド・パーティ・オピニオンを含む、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。
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