J-POWER グリーンボンド適格性 債券発行前評価を実施

DNVは、J-POWER グリーンボンド適格性 債券発行前評価にセカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。

(以下、報告書サマリーからの抜粋)

電源開発株式会社(以下、J-POWERまたはJ-POWERグループ)は2021年2月に、気候変動問題の解決に向けカーボンニュートラルと水素社会実現に向けた取り組みとして「J-POWER “BLUE MISSION 2050”(以下、BLUE MISSION 2050)」を策定し、2050年のカーボンニュートラル実現に向けたアクションプランやロードマップを公表しました。また2021~2023年度の中期経営計画では、アクションの一つとしてCO2フリー電源の開発加速化を掲げており、今後は再生可能エネルギーに優先的に投資資金を配分し、2025 年度までに2017年度比で150万kW規模の新規開発を進めるとしています。


今般J-POWERはその目標達成に向けて、再生可能エネルギーの開発、建設、運営、改修に関する事業への活用を企図したグリーンボンドの発行を計画しています。これは、J-POWERが2021年1 月に発行した「第1回 J-POWER グリーンボンド」に続く、2回目のグリーンボンドとなります。またJ-POWERは、2021年に行われたグリーンボンド原則 (以下、GBP)の改訂、及び「BLUE MISSION 2050」の公表を受け、「J-POWER グリーンボンドフレームワーク」を更新しています。


DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は、J-POWERからの委託に基づき、「J-POWER グリーンボンドフレームワーク」及びそれに基づき発行が計画されているグリーンボンドの適格性について、GBP、グリーンボンドガイドライン(以下、GBGLs)を適用し、また適用可能な場合には気候ボンド基準 3.0版 (以下、CBS)の技術基準を参照し、評価しました。


DNVは、フレームワークをはじめとするJ-POWERより提供された関連⽂書・情報から、グリーンボンドが関連する基準を満たし、適切に計画され、実施される⾒込みであることを確認しました。


詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。


DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、今回のJ-POWERのグリーンボンドへのセカンド・パーティ・オピニオンを含む、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。 



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