三菱地所物流リート投資法人のグリーンエクイティ・フレームワーク評価を実施
DNVは、三菱地所物流リート投資法人のグリーンエクイティ・フレームワークにセカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。
(以下、報告書サマリーからの抜粋)
三菱地所物流リート投資法人は、日本最大級の総合デベロッパーである三菱地所株式会社(以下、「三菱地所」)をスポンサーとしており、物流施設を主な投資対象として2017年9月14日に東京証券取引所に上場しています。三菱地所物流リート投資法人は、環境への配慮・社会貢献・ガバナンスの強化といった、社会の持続可能性(サステナビリティ)向上に取り組んでいくことが、上場投資法人として期待されている社会的責務であり、投資主価値の最大化を図る上でも不可欠であると考えています。こういった考えを実践するため、資産運用会社である三菱地所投資顧問株式会社とともにサステナビリティに対する考え方を共有し、共に取組みを推進しています。このような事業目的の達成に向けた取組みを進める上で、社会の持続可能性向上及び資金調達手段の拡充を目的とし て、三菱地所物流リート投資法人はグリーンエクイティ・オファリング実施に当たり、以下に示すグリーンファイナンス市場で幅広く認知されている原則及びガイドラインを参照したグリーンエクイティ・フレームワーク(以下、「フレームワーク」)を策定しました。
- グリーンボンド原則(ICMA/2021年、以下、GBP)
- グリーンボンドガイドライン(環境省/2020年、以下、GBGLs)
DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は外部レビュー機関として、フレームワークの適格性をGBP、GBGLsの4要素を参照し、評価しました。DNVは、三菱地所物流リート投資法人から提供された情報と実施された業務に基づき、三菱地所物流リート投資法人のグリーンエクイティ・フレームワーク及びグリーンエクイティ・オファリングが、本評価を提供する時点において、グリーンエクイティ・フレームワーク評価手順の要求事項を満たしていることを確認すると共に、参照基準であるGBP、GBGLsの「環境への配慮を伴う新規プロジェクトへの資本調達及び投資を可能にする」という定義・目的と整合していることを意見表明します。
詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。
DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、今回の三菱地所物流リート投資法人のグリーンエクイティ・フレームワークへのセカンド・パーティ・オピニオンを含む、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。
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