グリーンエクイティ・フレームワークに対する評価【CREロジスティクスファンド投資法人】

DNVはCREロジスティクスファンド投資法人のCRE REITグリーンエクイティ・フレームワークに対し、その適格性を評価したセカンドパーティオピニオンを発行しました。

2018年2月7日に東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場されたCREロジスティクスファンド投資法人は、物流施設に特化した日本の不動産事業会社をスポンサーとして有する、唯一の物流施設特化型の不動産投資法人です。
 環境に配慮した物流施設を取得することが、社会の持続的成長に繋がるものと考えており、以下適格クライテリアを満たすグリーンビルディングである物流施設をポートフォリオの過半数(取得金額ベース)とすべく物件取得を行っていく方針です。

<適格クライテリア>
1. DBJ Green Building認証における5つ星~4つ星
2. CASBEE認証におけるSランク~Aランク
3. BELS評価における5つ星~4つ星

これらの環境認証の基準は、日本の物流施設で、環境への貢献を含む高い認証レベルであり、CBI(Climate Bonds Initiative)の定めるCO2排出基準を満たしている上に国内トップクラス又は極めて優れた「社会・環境への配慮」がなされています。更に省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用など環境効率、エネルギー消費性能の評価が定められています。

 DNVは、外部レビュー機関として、CREロジスティクスファンド投資法人のCRE REITグリーンエクイティ・フレームワーク(以下、「フレームワーク」)の適格性を、グローバルで幅広く認知されているグリーンボンド原則(ICMA 2021)の4要素を参照し、評価しました。その結果、フレームワークが、GBP等で定められる4つの核となる要素の主要な要件を満たし、適切に計画されていることを確認しました。今後グリーンエクイティ・オファリングで調達した資金は適格クライテリアを満たすグリーンビルディングの取得資金、もしくは、同資金のリファイナンスに充当される予定です。

 CREロジスティクスファンド投資法人のように省エネ性能の高い環境に配慮した先進的な物流施設への投資を通じサステナブルな社会実現を目指される組織を支援させていただくことは、DNVの掲げる企業理念「生命、資産、環境を守るためのパートナーと して選び続けられること」と合致した活動です。DNV は、独立した第三者の立場で組織の取り組みの評価を通じ、お客様の信頼性、透明性といった価値を提供できると考えます。





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■DNV について
DNV は、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。