年始のご挨拶

社を代表し、年始のご挨拶をさせて頂きます。

平素は弊社サービスをご利用頂き、又、弊社をご贔屓頂き有難う御座います。
社を代表し年始のご挨拶をさせて頂きます。

皆さんご存知の通り、私共DNV GLはノルウェー資本の企業であり、同時に世界最大の第三者認証機関のひとつ です。その私共の本国ノルウェーは、特に所謂サステナビリティをキーワードとして見た場合その特徴は更に際立つ国と言えます。 例えば、ゼロエミッションの観点では既にほぼ100%の電力が水力を主とする再生可能エネルギーであり、自動車のEV化率も50%を超えています。更に今後5年で化石燃料車の新規販売禁止をも目指しています。

又、現代版ノアの箱舟とも言われている「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」にも昨年新たに6万個を超える種子が加わり、合計数は遂に100万種子を突破したと報告され、今後半世紀を見据えた壮大なサステナビリティの実験は続いています。

本来は北海油田で大きく繁栄し、化石燃料の恩恵を最も受けている国でありながら何故ここまで先を見据えた施策を取り続けるのでしょうか。 それは厳しい北欧の自然の中で生き、バイキングとして他国にも広く移り住みながら常に調和、自由と平等を重んじ、先進性を目指してきたノルウェー国民のDNAが故であり、私共DNV GLにもそのDNAは企業文化として脈々と受け継がれていると感じています。

その我々DNV GLの視点で昨年を振り返りますと、実は脱炭素等、環境問題の国際動向を最も注視し続けた年でもありました。気候変動による大規模災害が多発し、当初各国環境対策の足並みの乱れも大きく危惧され ましたが、米国政権交代の流れよりパリ協定復帰の道が見え、日本に於いても遂に政府が2050年ゼロエミッション方針を宣言した事で、いよいよ社会全体の環境対策が本格化し、加速していくという意味で記憶に残る年となる筈です。

勿論、新型コロナウイルスの影響で世界が社会的、経済的共に甚大な打撃を受けた事実も無視は出来ません。が、一方で再び再生へと向かう中、持続可能な開発目標(SDGs)が道標になり、社会変化の大きなトリガーになったという正の側面からの視点も持つべきであると強く感じています。

私共が提供するサービスで昨年を振り返るならば、各モビリティ電動化の流れの中、機能安全・サイバーセキュリティ関連アセスメントのご依頼は急増しています。社会の環境債への動きは更に強く、同時に一旦はコロナウイルス禍で分断されたサプライチェーンをデジタル技術を活用して再度評価し直す流れも見えています。 勿論、ISO審査、教育、安全性アセスメント等に於いても、対面/リモート審査に留まらない、真に本質的な審査・アセスメントの視点や深度が従来にも増して一層求められて来たようにも感じています。

このように社会の大きな変化に伴い様々な課題が一気に顕在化する中、先進技術、サービス提供を通して我々の立ち位置・視座を再確認し、同時にお客様と対話を重ね、共通の目標に向けて本質的な議論を重ねられた貴重な一年でもありました。

“We at DNV GL can and will make a difference”

技術は社会を変え社会を支える、との変わらぬ信念のもと、社員一同、引き続き質の高いサービスを提供させて頂く所存です。今後とも変わらずお引き立て頂ければ幸いに存じます。

本年も宜しく御願い致します。



DNVGL ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社
代表取締役社長 前田直樹