CDP(気候変動、水) 質問書・情報開示対応セミナー開催
東京にてCDP質問書対象企業様を対象に、2018/2019年のCDP動向や、質問書の理解・回答方法、環境・CSR情報開示の考え方等に関する無料セミナーを開催致しました。
実施概要
3月6日、東京八重洲にて 『CDP(気候変動、水) 質問書・情報開示対応セミナー』を開催致しました。 企業のCSR御担当者様が中心となった参加者にお集まりいただき、CDPやTCFDに関する最新情報を共有させていただきました。
冒頭オープニング/『CSR情報開示の重要性 』の後、CDP Worldwide-Japan シニアマネージャ 高瀬 香絵様より、CDPの概況や2019年以降の動向についてお話頂きました。この中で高瀬様は、昨年TCFDという言葉が関係者の中で多く語られた年であったことに触れ、TCFDは、G20で構成される金融安定理事会の下の作業部会からでてきたものであり、気候変動は金融リスクであるとした金融側からの要請であるとし、企業がどのように対策しているかが投資における一つの判断材料として企業が情報開示に取り組むことを促進・支援しているということを述べられました。
また、昨年のTCFDのステータスレポートによれば、企業のサステナビリティレポートや有価証券報告書よりもCDPを通じた開示のほうがより開示が進んでいる、という明記もあり、CDPが提言を受けてTCFD準拠になる等、足並みを揃えるようになってきた経緯を述べられました。 また、CDPに回答すればTCFDに対応したことになるのかどうか、またそれに関連したTCFDの特徴であるシナリオ分析についても触れて頂きました。
次に弊社リスクマネジメントグループ河村が登壇し、CDP質問書とSDGsの関係性、質問書内容の概要について解説致しました。河村は回答時の注意点やよくある減点事例についても触れ、適切な回答をする際のポイントを解説致しました。最後にCDP回答支援やサプライチェーン監査、グリーンボンド等、弊社サステナビリティ関連サービスの紹介後、滞りなく本セミナーが終了致しました。
日時
3月7日(水)東京八重洲プログラム:
1. オープニング、CSR情報開示の重要性DNVGL ビジネス・アシュアランス・ジャパン 代表取締役社長 前田 直樹
2. CDPの概況と2019年以降の方向性
CDP Worldwide-Japan シニアマネージャ 高瀬 香絵様
3. CDP回答の際のポイント(気候変動、水)
DNVGL 河村 渉
4. DNVGLのサステナビリティサービスのご案内
5. 質疑応答
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■DNV GLについて
DNV GLは、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。