CO2排出量削減アルミ缶に対する検証および妥当性確認について
DNVは、サントリーグループとバリューチェーンパートナー企業のCO2排出量削減の取り組みに連携して、グリーンアルミ価値をマスバランス方式により割り当てたアルミ缶に対して検証と妥当性確認を実施しました。
サントリー株式会社は、「ザ・プレミアム・モルツ(サステナブルアルミ)」を2024年1月30日(火)から全国で数量限定発売することを発表しました。本製品は、アルミ缶製造バリューチェーンにおけるCO2排出量の削減を目的として、住友商事株式会社、住商メタレックス株式会社、株式会社神戸製鋼所、大和製罐株式会社、そしてサントリーグループの5社共同の企画・製造の取り組みとしてアナウンスされています。バリューチェーンを構成する各社のニュースリリースは以下のとおりです。
https://www.suntory.co.jp/news/article/14522.html
https://www.metalex.co.jp/news/assets/files/20240111.pdf
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/topics/2024/group/20240111
https://www.kobelco.co.jp/releases/1214347_15541.html
https://www.daiwa-can.co.jp/news/240111.html
DNVは今回、本製品が数量限定発売されるにあたって、グリーンアルミをマスバランス方式により割り当てたアルミ缶を対象に、グリーンアルミ地金の購入、海上・国内の輸送、アルミ板の製造、およびアルミ缶の製造にいたるまでの特定されたバリューチェーンを構成する各社に対して、第三者の公平かつ中立的な立場からスキームを検証しその妥当性を確認いたしました。
このように、バリューチェーン全体にわたるCO2排出量の削減が第三者により確認されることは、非常に先進的な取り組みと言えます。
DNVは、業界を越えた連携について可能性を模索し、脱炭素社会・循環型社会の実現に向けて取り組みを進める企業を支援する重要なパートナーとして、これからもお客様とともに歩んでまいります。
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