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ISO 22301 - 事業継続

ISO22301は、災害や事故から被害を最小限に抑え、事業が継続できるように定めた事業継続マネジメントシステムです。

事業継続マネジメントシステムとは

ISO22301は2部から構成され、第1部(Part1)は、事業継続マネジメントシステムの 実践のための規範(ガイドライン)で、第2部(Part2)は事業継続マネジメント システムのサービス品質を継続的に改善するための枠組みを実現するための仕様が 定められています。




事業継続とは

組織が直面するインシデントや事業の中断(混乱)に対して、あらかじめ 事業を継続できるように、計画された対応によって、被害を最小限に抑える活動です。組織を取り巻く環境は日々変化しており、地震、テロ、新型インフルエンザ、 ITトラブル等によって、事業を継続させ、早期復旧を図ることを目的として、 事業継続マネジメントシステムの規格は作られました。

事業継続は、単なる組織の主要事業を継続することにとどまりません。 情報技術の発展によって、特定企業が被った災害や事故が取引先へと連鎖的に広がり、部品の供給、サービスの停止へと発展し、幅広い分野へ影響を及ぼす 事態が既に起きています。組織の活動は、顧客、取引先との関係なしに成り立たず、重要顧客、社会的影響から、事業継続へ取組み、その表明 責任が求められてきています。ISO22301は、規模の大小を問わず、あらゆる業種の組織に適用されます。

特に、公益事業、金融サービス、石油・ガス、輸送、通信、食品・飲料製造などの高リスク環境で運営されている組織にとって重要です。公共部門のように、継続的な運用が重要な組織にとっても同様です。 ISO22301は2012年に最初にリリースされました。最新版は2019年10月31日にリリースされました。認証を取得した企業には移行まで3年の猶予があります。 




認証取得のメリットは

ISO22301の要求事項と準拠した事業継続マネジメントシステムは、一般的に組織がどのように運営されているかを明確かつ詳細に示しています。
  それは、戦略的な計画、リスク管理、サプライチェーン管理、ビジネス変革とリソース管理のために有用な貴重な洞察力を提供しています。

・顧客へのメリット
  個人情報など重要データを災害・事故からの保護
  省庁が推奨する事業継続ガイドラインに順守して、社会的な信頼・信用の向上
  訓練によって災害時における顧客対応サービスの継続性の確保

・取引先へのメリット
  緊急時における継続的なサービスを提供できる客観的な表明
  該当業務への事業影響分析、リスク評価を通した対策、事業継続計画等の整備

・組織へのメリット
  緊急連絡体勢、訓練の実施を通して、従業員の意識向上、安全確保
  事業に与える緊急事態に備えた経営資源の投入、計画・訓練を通しての継続性確保
  事業を継続する能力によって、競争優位を獲得

・地域、業界へのメリット
  緊急時における組織の対応の明確化
  業界、団体としての緊急時への対応整備




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