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国際資本市場協会(ICMA)日本証券業協会(JSDA)共催サステナブルボンドカンファレンス2023にパネリストとして登壇

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DNVサステナビリティファイナンス部の金留正人氏が、国際資本市場協会(ICMA)日本証券業協会(JSDA)共催サステナブルボンドカンファレンス2023にパネリストとして登壇しました。

西部ガスロゴ

ICMA & JSDA 年次サステナブルボンドカンファレンスは、サステナブルファイナンスにおける日本とアジア全体の展望に焦点を当てた重要なプラットフォームで、今年で7回目の開催を迎えました。2022年には800人以上の参加者が集まり、政府や他の公共セクターの関係者、発行者、銀行、投資家、市場基盤、外部審査機関、法律事務所など、サステナブルファイナンス分野の幅広い市場関係者が一堂に会する重要なイベントです。


2023年10月27日、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社サステナビリティファイナンス部プリンパルの金留正人氏が、トランジションファイナンスの可能性と課題をテーマにしたパネルディスカッションに登壇し、約1時間にわたり、事業会社や機関投資家の登壇者と意見交換を行いました。


DNVはトランジションファイナンスの第三者評価機関として、JERA様のトランジションファイナンスの具体的な事例を紹介しながらトランジション評価プロセスや、現在進行中のGX経済移行債に対する第三者評価機関としての活動状況について説明しました。GX経済移行債に対する評価では、国全体の脱炭素への取組がどのように進められるか、また、クライメート・トランジション・ボンドが求められる国際的な基準に対する適合性について厳格な評価を行いつつ、ESGファイナンスの専門家から今後ESGファイナンスを始めようとする方、GXに賛同・参加する方々等、幅広い読み手を想定した報告を行う予定です。


世界的には、トランジションファイナンスに関連して投資家が慎重になっており、積極的な投資が進まない中、日本では政府と民間が連携し、Hard to Abate業界向けの2050年ネットゼロへの産業ロードマップを策定するなど、トランジションファイナンスの整備が進んでいることが共通認識されました。

世界の約50%の排出量を占めるアジアにおいて、日本はトランジションファイナンスにおける積極的な役割を果たす用意があり、環境への貢献と経済成長を調和させる重要な役割を果たしました。


2050年ネットゼロの実現に向けて資金が動員され、持続可能な未来の構築への期待が高まっています。

ICMA:国際資本市場協会

JSDA:日本証券業協会


以下のリンクもご覧ください。

【ICMA共催】ICMA & JSDA Annual Sustainable Bond Conference 2023 | 日本証券業協会


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