DNVは、東急建設株式会社のグリーンファイナンス・フレームワークにセカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。


(以下、報告書サマリーからの抜粋)
東急建設株式会社(以下、「東急建設」)は、東急グループの一員として戦後の首都復興を起原に 1959 年に設立されました。東京の復興と人口集中という社会課題解決に向け、多摩田園都市開発からスタートし、東急グループの発展とともに、安心・快適なまちづくりを提供すべく建設事業を中心に事業を展開しています。ますます不確実性が高まる事業環境の中、「存在理念(パーパス)」「経営理念」「行動理念」の3つの理念から成る「企業理念」を基盤とし、2030 年の目指す姿(VISION2030)を掲げ、そしてその先の 2050 年の世界を、将来の東急建設を担う若手を中心に、ムーンショット 2050 として描いています。
東急建設は、社会課題の解決とそれを通じた経済的価値を創出するサステナビリティ経営を実践し、事業活動全体を通じステークホルダー(お客様、協力会社、社員・家族、株主、そして社会)へ価値を提供し、パーパスである「安心で快適な生活環境づくりを通じて一人ひとりの夢を実現します」の通り、それぞれが思い描く夢の実現に向け、建設業の枠を超え、決して歩みを止めず取り組み続けています。
東急建設は、気候変動やそれらを含む SDGs などの社会課題の解決に向け、長期経営計画において「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」を 3 つの提供価値と定めています。社会に対する価値提供と持続的な企業価値向上に取り組むべく、このたびグリーンファイナンス・フレームワーク(以下、「フレームワーク」)を策定しました。
東急建設はグリーンファイナンスにより調達した資金を、表-1 に示されるグリーンビルディングを中心とした候補プロジェクトのいずれか又は複数を選定して充当する予定です。
東急建設は、DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)に、フレームワークの適格性評価を委託しています。DNV は外部レビュー機関として、当該プロジェクトのグリーン性に、また現在資本市場において幅広く認知されている以下のグリーンファイナンスの原則やガイドラインで定められる 4 つの核となる要素を適用もしくは参照し、フレームワークの適格性を評価しました。
詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。
DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。
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