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関⻄電⼒のグリーンボンド・フレームワーク評価を実施

DNVは、関⻄電⼒株式会社のグリーンボンド・フレームワークにセカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。

(以下、報告書サマリーからの抜粋)

関⻄電⼒グループは、エネルギー、送配電、情報通信、生活・ビジネスソリューションを中核事業とした様々な社会インフラ・サービスを提供するプラットフォームの担い手としてグローバルな社会課題や環境変化を的確にとらえながらお客さまと社会、持続可能な社会の実現に貢献する事業を展開しています。 


2021年3月、関⻄電⼒グループは、「関⻄電⼒グループ経営理念 Purpose & Values」のもと、変化する事業環境に対応し、持続的成⻑を遂げるため、①ゼロカーボンへの挑戦、②サービス・プロバイダーへの転換、➂強靭な企業体質への改革を3つの柱とする「関⻄電⼒グループ中期経営計画(2021-2025)」を策定しました。その取組みの一つゼロカーボンへの挑戦では、脱炭素化の潮流が世界規模で加速し、持続可能な社会の実現への貢献が期待されるなか、「関⻄電⼒グループ「ゼロカーボンビジョン 2050」」の実現に向けた取組みを推進することが掲げられています。この経営ビジョンは関⻄電⼒グループにおける2050年に向けた宣⾔として、持続可能な社会の実現に向け「ゼロカーボンエネルギーのリーディングカンパニー」として安全確保を前提に安定供給を果たすべくエネルギー⾃給率向上に努めるとともに地球温暖化を防止するため発電事業をはじめとする事業活動に伴うCO2排出を2050年までに全体としてゼロとすること、お客さまや社会のゼロカーボン化に向けて関⻄電⼒グループのリソースを結集して取り組むこと、取組みを進める上では、お客さまや、ビジネスパートナー国や⾃治体、研究機関等と積極的に連携することが明記され、グループ一丸となってゼロカーボンに向けた取り組みを進められています。 


この度、関⻄電⼒株式会社(以下、関⻄電⼒)は、グリーンボンド発⾏に当たり、各種関連事業を通じ、お客さまや社会のゼロカーボン化に向けた取り組みを推進させる「ゼロカーボンビジョン 2050」の達成に向け、その取り組みの一環として、「関⻄電⼒株式会社グリーンボンド・フレームワーク(以下、フレームワーク)」を確⽴しました。グリーンボンドで調達した資⾦は、関⻄電⼒株式会社が取り組む「ゼロカーボンビジョン 2050」の達成に向け、以下に示された関⻄電⼒グループ⾃ら取り組むこと(サプライサイド)およびお客さまや社会の皆さまとともに取り組むこと(デマンドサイド)の事業に充当され、お客さまや社会のゼロカーボン化に向けて取り組みをさらに推進していくものです。


DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は外部レビュー機関として、フレームワークの適格性をプロジェクトに関して評価しました。このグリーンボンドにより実⾏されるプロジェクトは、電源の低・脱炭素化の推進のためのグリーンプロジェクトで、且つ、4つのSDGs(国連の定める持続可能な開発目標)に直接的、間接的に貢献するものです。

DNVは、フレームワークをはじめとする関⻄電⼒より提供された関連⽂書・情報から、グリーンボンドが関連する基準を満たし、適切に計画され、実施される⾒込みであることを確認しました。


詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。


DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、今回の関西電力のグリーンボンド・フレームワークへのセカンド・パーティ・オピニオンを含む、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。 



ご質問・お問い合わせは
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078-291-1321 または japan.info@dnv.comまで
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■DNVについて
DNV は、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。

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