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九州電力のグリーンボンド・アセスメントを実施

DNVは九州電力のグリーンボンドに対し、セカンドパーティオピニオンを発行しました。

九州に事業基盤を持つ九州電⼒株式会社 (以下、九州電力)は、九電グループとしての事業活動を通じ、「2030年のありたい姿」として九州におけるCO2削減必要量の70%(2600万t)の削減に貢献することを経営目標に掲げています。九州電力は、「九電グループ カーボンニュートラルビジョン2050」を2021年4月に公表し、九州から、日本の脱炭素を牽引する企業グループを目指しています。

 九州電力はグリーンボンド発行に当たり、グリーンボンド・フレームワークを確立しました。このグリーンボンド・フレームワークは、再生可能エネルギーの開発、建設、運営、改修に関する事業を対象とした支出に充当する計画とし、今回のグリーンボンドでは水力発電事業、地熱発電事業のプロジェクトが資金使途の対象となります。

DNVは外部レビュー機関として、グリーンボンド原則等の基準に沿って、九州電力から提出されたフレームワークや関連文書・情報を通じグリーンボンドの適格性を評価しました。評価の結果、DNVは、今回のグリーンボンドプロジェクトが適切に計画され、実施される見込みであることを確認しました。

九州電力のグリーンボンド発行は、今後国内外のステークホルダーから注目が集まり、電力業界をはじめとする様々な産業のグリーンボンド発行に波及されることが期待されます。

DNVは環境エネルギーに対する高い技術的な知見と豊富な経験を踏まえ、今後もグリーンボンドの第三者レビュー機関として社会的責任を果たしてまいります。  





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■DNVについて
DNV は、150年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。

More information

 

九州電⼒株式会社 グリーンボンド適格性 債券発⾏前アセスメント報告書[PDF]

 

Green Bond eligibility pre-issue assessment report[PDF]