三菱UFJ銀行のグリーン及びサステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークの評価を実施

DNVは、株式会社三菱UFJ銀行のグリーン及びサステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークに対して、セカンド・パーティ・オピニオンを発行しました。

株式会社三菱UFJ銀行(以下、MUFGB又はEnabler)は、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の中核子会社であり、MUFGBは、MUFGの一員として、MUFGが経営活動を遂行するにあたっての最も基本的な姿勢であり、全ての活動の指針とする「MUFG Way」を採択しています。「MUFG Way」は、経営戦略や経営計画の策定など、経営の意思決定のよりどころとし、また、全役職員の精神的支柱として、諸活動の基本方針としているものです。 

 

こうした中、MUFGBは2019年に本邦初のグリーンローンやサステナビリティ・リンク・ローンの組成に取り組むなど、サステナブル・ファイナンスの組成・実行を通じて持続可能な環境・社会の実現へ先駆的に取り組んできました。 

 

今回、MUFGBは、その知見を活用し、またサステナブル・ファイナンスマーケットの成熟を踏まえ、事業を通じて環境に貢献している他者に資金供給する金融機関(Enabler)としてグリーン及びサステナビリティ・リンク・ファイナンスを推進するため、国際的な枠組みに基づきフレームワークに相当する文書として「グリーン及びサステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワーク」(以下、フレームワーク)を新たに策定しました。 

 

フレームワークは、MUFGBがEnablerとして、当該枠組を用いてグリーン及びサステナビリティ・リンク・ファイナンスとして以下を実行する際に必要な要素を含む包括的なフレームワークとして構成されています。 

  • グリーン・ファイナンス(ローン及びボンド(私募債))
  • サステナビリティ・リンク・ファイナンス(ローン及びボンド(私募債))

 

DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(以下、DNV)は外部レビュー機関として、フレームワークの適格性を評価しました。具体的には、DNVは以下を中心とした枠組み(原則やガイドライン等)を適用し、MUFGBが、資金調達者(融資先)の、グリーンプロジェクトの対象となるプロジェクトの実現に資すること、及びMUFGBが設定するKPIs/SPTsを満たすことを適切に評価・判断するための、MUFGBの計画や体制についての適格性評価を行いました。

(以上、報告書サマリーからの抜粋)

 

詳細は、サステナブルファイナンスリスト(評価実績)より、ご覧ください。

 

関連情報:

三菱UFJ銀行 グリーン及びサステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワーク | 三菱UFJ銀行 (mufg.jp)

 

DNVはグローバルで活動する第三者評価機関として、環境・社会に対する高い技術的な知見と豊富な経験を活かし、あらゆるESGファイナンスへの第三者評価の提供を通じて社会的責任を果たしてまいります。

 

ご質問・お問い合わせは

神戸事務所(本部)【受付時間 土日祝を除く9:00-17:00】

078-291-1321 または ssj@dnv.comまでお気軽にお問い合わせください。

 

■DNV について

DNVは、160年間続くあらゆるリスクマネジメントに関する様々な活動を行う先駆的国際機関として、世界100ヶ国以上、300の事務所、85もの様々な国籍を持つ16,000人のスタッフが認証、アセスメント、船級等々の分野でサービスを提供しています。積極的に研究開発へと継続的に投資しているため、従業員は高度な専門性と資格を有する集団としてサービスを提供することが可能となっています。