JFS-C

Leaf on the ground

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JFS-Cは、日本で開発された、安全な食品を製造するためのマネジメントシステムを構築・運営・改善するための食品安全規格です。

JFS-Cは、グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブ(GFSI)によって承認されている、食品安全システム認証プログラムであり、一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)によって運営されています。この規格は、日本で開発された規格として、現場からの改善提案の活用など、日本の安全文化が導入されています。また、日本の食品関連企業が多種多様であるという特性を考慮して、企業が食品安全に取り組む方法を制限しない規格となっています。


JFS-Cの構造

JFS-C規格は、食品安全マネジメントシステム(FSM)、ハザード制御(HACCP)、適正製造規範(GMP)の3つの要素で構成されています。それぞれ、項目ごとに要求事項が整理されており、組織が使いやすい様式となっています。一方で、多種多様な食品関連企業が活用できるように要求事項の実行方法に自由度がありますので、それぞれの要求事項に取り組む方法がわかりにくい場合は、例えば、GMPの要求事項では、Codex委員会の「食品衛生の一般原則 付属書」、HACCP支援法に基づく、「高度化基盤整備事項確認項目」、FSSC 22000で採用されている「ISO/TS 22002-1」、顧客からの監査のチェックリストなどを参考にして、自社の取り組みを整理されることが推奨されます。




PDCAサイクルをベースにしたアプローチ

JFS-Cは、マネジメントシステム規格であり、食品安全マネジメントシステムについて継続的に改善を実施できることが意図されています。Plan-Do-Check-Act(PDCA)サイクルは、食品安全マネジメントシステム(FSM)のPDCAとハザード制御(HACCP)及び適正製造規範(GMP)のPDCAで構成されており、個別の要求事項へ適合とそれぞれのPDCAサイクルが密接に関連しており、PDCAの全体像を理解したうえで、システムを構築することが期待されます。



認証の準備

計画的に進めることは、認証の準備だけでなく、システム導入による利点を最大化します。トップマネジメントによって前向きにコミットされた、計画、実施、評価のための明確な目標期日を設定することが重要です。
計画には、例えば、以下が含まれます。
● 食品安全マネジメントシステムの確立
● 法令・規制要求事項の特定
● 危害要因の洗い出しと管理するための手段を決定し文書化する
● 有害生物防除、施設・設備、装置・器具の保守、整理整頓、清掃、衛生など、JFS-Cの要求事項を含む適性製造規範(GMP)の特定
● 必要なシステム上の改善と実施


既に、ISO 9001やISO 22000などのマネジメントシステムが構築されている組織や、FSSC 22000などのGFSI承認プログラムの認証登録されている組織は、より容易にJFS-Cの規格に取り組むことができるでしょう。





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