日々関心が高まるITサービスの運用管理について規定を定めた規格です。
ISO/IEC20000は英国規格BS15000をベースに2005年12月15日に発行されたITサービスマネジメント(ITSM)についての国際規格です。自組織や顧客の事業遂行に際してそのインフラとして益々重要度が増しているITサービスの運用管理について規定しています。
対象としているのは、組織内のIT部門またはITをベースとしたサービスを顧客に提供する組織です。
ISO/IEC20000は、
① ISO20000-1:2005第1部仕様 ② ISO20000-2:2005第2部実践のための規範 | |
| ※ITILは、英国、欧州連合各国、及び米国における英国政府OfficeofGovernmentCommerceの登録商標であり、共同体商標です。 | |
の2部で構成され、ISO/IEC20000-1は、顧客の要件に適合したレベルのITサービスを提供し、そのサービス品質を継続的に改善するための仕組みを実現するための仕様を定めたもので、外部審査登録機関による審査および認証登録の基準です。 ISO/IEC20000-2はITサービス運用管理の推奨事項として、ISO/IEC20000-1に沿った形でサービスマネジメント・プロセスを確立する際のベストプラクティスをまとめたもので、認証登録の基準ではありません。
ISO/IEC20000が対象としているのは、組織内のIT部門またはITをベースとしたサービスを顧客に提供する組織です。よって、ISO/IEC20000は、インターネット証券/銀行、インターネットショッピングのようなITをベースとしたサービスを顧客に直接提供する企業はもちろんのこと、航空会社や金融会社、情報通信会社のようなビジネス提供がそのITインフラが提供するサービスに大きく依存している企業や、多種多様な業界の企業における組織内のITサービス部門にも適用可能です。
・業務および顧客の現在と将来のニーズに合致したITサービスの提供
・ITサービスの品質向上
・ITサービス提供の長期的なコスト削減
また、副次的なメリットとして
・認証を取得していない他社と差別化や、外部の利害関係者に対する説明責任
