MSCの漁業認証は持続可能で適切に管理され、環境に配慮した漁業を認証する制度です。イギリスに本部のある「海洋管理協議会(MSC:Marine Stewardship Council)」が定める基準に基づき、漁業を第三者認証機関であるDNVが認証し、その水産物にはMSCの認証マークが与えられます。この認証は、その漁業従事者に対して市場での持続可能な操業を誇示し、よく管理され、持続可能な資源に配慮された水産物であることを消費者や小売業者に保証するものです。

近年、消費者や小売業者は購入する水産物に対して、資源や環境に配慮されたものかどうか、また乱獲された水産物であるのかについて関心を持ち始めています。
例えば、海洋水産資源に配慮したやり方を実践している水産物を購入したい、また持続可能な方法で取得された水産物を求めたいということが増えてきています。これは平たく言えば手にした水産物が必要以上に捕り過ぎていないのか、またしっかりした基準や規約を守りながら操業しているのか、ということです。これまでは、水産物に対して、このような情報が示されておらず消費者や小売業者が懸念していても、それを見分けることが大変困難でした。
MSC認証は、認証を取得した水産物に対して「海のエコラベル」を付与することでこの識別が容易になり、消費者や小売業者はラベルのついた水産物の選択を通じて、持続可能な水産資源の利用に参画できる仕組みです。また世界最大の企業、小売大手のウォルマートなど世界的リテーラーなども、この動きに参画し、シーフードサプライヤーに取得を推奨する等、大きな動きになってきます。
MSCの漁業認証は持続可能で適切に管理され、環境に配慮した漁業を認証する制度です。イギリスに本部のある「海洋管理協議会(MSC:Marine Stewardship Council)」が定める基準に基づき、漁業を第三者認証機関であるDNVが認証し、その水産物にはMSCの認証マークが与えられます。
この認証は、その漁業従事者に対して市場での持続可能な操業を誇示し、よく管理され、持続可能な資源に配慮された水産物であることを消費者や小売業者に保証するものです。

1.水産物市場から要請、特に第三者機関を通じた認証の要請
2.消費者に選別してもらうための水産物の差別化、高付加価値化
3.環境配慮型企業であることの提示
DNVは、認定された認証機関としてMSCが定める「持続可能な漁業のための原則と基準」に基づき、漁業を審査します。この原則と基準は、FAO(Food and Agri-culture Organization of the United Nations:国連食糧農業機関)の「責任ある漁業のための行動規範」を基にしています。 1.持続可能な水産物 過剰な漁獲を行わず、資源を枯渇させないこと。資源が枯渇している場合は、回復できる場合のみ漁業を行うこと。 2.環境負荷を最小限にすること 漁場となる海の生態系やその多様性、生産力を維持できる形で漁業を行うこと。 3.効果的なマネジメントの必要性 国際的、または国内、地域的なルールに則した漁業を行うこと。
また、持続可能な資源利用ができる制度や社会的な体制をつくること。 発行された認証は5年間有効です。 また、COC認証(Chain-of-Custody Certification)と呼ばれる、加工・流通過程のトレーサビリティに対する認証もあります。